学長室 - 日本武道学舎ブログ

日本武道学舎 学長・吉田始史のブログです。
空手や合気道など武道の稽古で感じたことや、健康に関すること、 本の出版に関することやエッセイ、メールマガジン情報などを書いています。

丹田12

2019-01-13 21:03

さて、丹田を作ろうとする時、この伸筋と屈筋のバランスが必要になります。このバランスが悪いと反り腰になったり、必要以上に腰を丸めてしまいがちになるからです。左に書いているのは伸筋と屈筋を示しています。背中から太もも前面へ通るラインが伸筋のラインで胸から太もも後ろのラインが屈筋のラインです。

是非バランスよく保ちたいものですね。


 腸腰筋(ちょうようきん)

  丹田を作る時、腸腰筋の働きが重要なポイントの一つになります。左図にあるように大腰筋と小腰筋さらに腸骨筋を合わせて腸腰筋と呼ばれています。一般的に黒人の大腰筋は白人のそれよりも3倍もの太さをもっていると言われているように人種によっても違います。

さて、「太ももを持ち上げるとき使う筋肉は?」との質問には、一般の人達は腹筋あるいは太ももの筋肉(大腿四頭筋)と答えるのが普通です。しかしその答えは間違っています。一番大きな働きをするのが腸腰筋なのです。腸腰筋が腹筋や太ももの筋肉と連携をとって股関節を曲げるのです。

この筋肉は次に紹介するハムストリングの拮抗筋(両方があっってはじめてバランスがとれる筋肉)となります。

腸腰筋は、骨盤の中から始まり大腿骨に付いているのでほとんど触れることができず、意識もしにくい筋肉です。

 丹田を作る際に必要な筋肉です。


アメリカの新聞フォックスで2035年には人口が1億人をきり、3人に1人が高齢者になることを危惧する記事がでておりました。アフリカでは毎年5億人の人口増加がみこまれ、特にナイジェリアでは平均年齢30歳に満たないようなエネルギーにあふれ、10年後にはインド・中国を凌駕するのではないか?という声も聞こえる国もあります。

今年から日本では株価も暴落し一時期とはいえどん底に落ちる可能性があります。今や可能性というよりも確実であると言えると思います。来月から始まると思いますので心して欲しいものです。




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