学長室 - 日本武道学舎ブログ

日本武道学舎 学長・吉田始史のブログです。
空手や合気道など武道の稽古で感じたことや、健康に関すること、 本の出版に関することやエッセイ、メールマガジン情報などを書いています。

丹田14

2019-01-22 23:42

YouTube始めました

今まで毛嫌いしていたネット関連でしたが、これからの急激な時代の転換期を目前にして徒労に終わるかもしれないけれど最後の奉公というか少しでより多くの人達に「誰でもわかる姿勢・動き・健康」に関して紹介できればと思いスタートさせました。どの程度の間隔で配信できるかはわかりませんがニュースのエピソードや健康面の紹介を交えて進めていく予定です。

歩行と腸腰筋

「速く歩くことができる人は健康寿命が長い」最近よく聞かれることです。高齢者になると歩く速度と転倒の因果関係はハッキリとでています。勿論、速く歩ける人は転倒の可能性が低いということです。早く歩けるということは足の回転数が速いか、一歩の歩幅が広いと言うことを意味します。つまりそのいずれか、あるいは両方の動きができるということです。

ここでなぜ歩行と腸腰筋は関係が引き合いに出されるのだろうか。それは腸腰筋の主な働きが「太ももを挙げること」だからです。黒人の腸腰筋が白人のそれよりもかなり太いという事実からみても、陸上での活躍も頷けます。

腸腰筋に力があるということは、筋肉の7~8割が存在する下半身の筋肉にも力があるということであり、筋肉運動により代謝が良いと言うことが言えます。その結果、認知症などの脳の疾患をはじめ癌や糖尿病、心臓病へのリスクも減らすことができるようです。さらに歩行速度と平均寿命は比例しているというデーターもありますが、皆さんの周りを見渡しても頷けるのではないでしょうか。

この歩行に安定感を与えるのも腰の周囲であり、丹田なのです。

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