学長室 - 日本武道学舎ブログ

日本武道学舎 学長・吉田始史のブログです。
空手や合気道など武道の稽古で感じたことや、健康に関すること、 本の出版に関することやエッセイ、メールマガジン情報などを書いています。

「台湾の侵略」  「​重心と意識」

2019-05-13 22:36

「台湾の侵略」

 中国では台湾侵略の準備ができているとのことです。いきなり本土を盗ることはことはないと思いますが、どこか手ごろな島を一つ占拠してしまえば本土への距離は一気に縮まります。王手をかけたも同然でしょう。トランプがアフガニスタンをはじめとする海外での駐留兵を引き上げる方向へ舵をきったのは間違えのない事実です。韓国や日本の軍隊も引き揚げがあるかもしれません。台湾は今のところアメリカも死守するつもりでいるようですが、わかりません。狡猾極まりない中国のことですからどのような手を使ってくるのか?現在の日本では自国の防衛じたいできていない国ですからアメリカの影は最低限必要です。ですがアメリカの一存ですべてが決まると言う不安定な状況であることに変わりありません。これから日本国はもちろん今のところ順調なアメリカの株も数カ月で急落すると思います。世界的にドボン!!!です。ある意味リセットは必要なのですが、戦争だけは勘弁してほしいものです。


重心と意識」

 身体でいうと血管と神経は仲の良い夫婦や兄弟のようなものであり、いつも行動をいっしょにしていると同様に、「血液と気」も「血液は気の母であり、気は血液の師」であると言います。私は「重心と意識」も同じく「重心は意識の母であり、意識は重心の師」であると思います。

 重心は高いほうが良いか、低いほうが良いか?「そんな疑問を投げかけるのは馬鹿げている」と思われるほど当たり前に、重心は低いほうが良いというのが一般の考え方です。それは重心が高ければ安定性に欠け、重心が低ければ安定感が増すからです。

 人前に立ち「逆上せた状態」になると意識が上へ上へと行き血流も頭へと集中し顔面は紅潮し血圧も上昇、精神状態は宙に浮いた状態になり落ち着きはなく説得力にも欠けた状態を生みます。逆に重心が下に向かうほど血液は下向きに流れ、安定感を得られ脳への血流過剰にもならないため精神的な安定を得ることができます。

このことを考えると「重心と意識」というよりは「意識と血流と重心」と言い換えた方が良いのかもしれません。

ですから相手と対峙する時、いかなる状態であっても自分の重心が下にある状態を作っていたほうが良いのです。戦う必要がある場合、説得する必要がある場合など、そのケースは様々です。

難しいでしょうが、相手の重心を釣り上げる技をもっていると、より優位になることは間違いありません。 

他の本にも書いていますが、以前は「脚」に価値観を置いていた時代から「肚」へ移り、「胸」「頭」へと価値観が上へと向かってしまった現代も、大きな意味では重心があがってしまった時代と言えるでしょう。

 現代は「重心」や「肚」などの言葉は殆ど死語になっているので気に掛ける人はめっきり少なくなっているでしょうが、少なくともこの本を手に取っている人は意識されているので、そのような意味で少しでも多くの方がこの本を手にとってくれることを願っております。

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